「医学部4浪→横国4留中退」「月収3万円、貯金5万円」現在無職の30歳男性が《10年で1000万円貯める》ための“3つの方法”

✎ 1〜 ✎ 31 ✎ 32 ✎ 33 ✎ 34
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

くらま:気持ちはわかりますよ。親の目とか、友だちや周りの目とか気になるし、見返してやりたいみたいな気持ちがありますよね。

僕も無職時代に公務員受験浪人をしたんで、落ちるたびに目標値が上がっていくんです。みんなから「すごい」って思われる場所に行かなくちゃって思ってました。これは“無職あるある”で、見栄とプライドからきています。

倹者の流儀
今回も、くらまが藤井さんにインタビューします(写真:YouTube「倹者の流儀」より)

藤井:……。

くらま:藤井さんは優秀な人だと思うんです。横国も受かったし。でも、医学部に受かるポテンシャルはなかった。それを認めたほうがいい。そして周りの人の目が気になるなら、一旦そういう人たちと距離を置くこと。

藤井:おお、なるほど……。人間関係をリセットするということですね……。

くらま:誰とも比べずに、がむしゃらにやってみる1〜2年って必要なんじゃないかなって思います。

藤井:先月タイミーに行ったんですよ。誰も僕のことを知らなくて、もちろん「4浪4留」なんてことも知られていなくて、のびのびできる感はありました。

くらま:それなんですよ!

藤井:まずは父親に1〜2年頑張ってみるから放っておいてくれ、と言ってみます。

倹者の流儀
仕送りの他にも米も送ってくれていた両親(写真:YouTube「倹者の流儀」より)

「地道な会社員はお金が貯まらない」は間違い

2歩目:「とにかく“就職できる場所”で働く」

くらま:次にやることはシンプルです。「とにかく“就職できる場所”で働く」こと。月に20万円稼げれば、安定した生活が送れます。でも、藤井さん、名の知れた企業や大企業に入りたいって思っていませんか?

藤井:それっぽいところには行きたいと思ってはいます。

くらま:では藤井さんは何のためにレベルの高い高校に行き、医学部を目指したんですか?

藤井:医師になるため……そして安定した収入を得て、社会的ステータスを得るため……?

倹者の流儀
あまりに皮肉なメッセージをパソコンの壁紙にしている藤井さん(写真:YouTube「倹者の流儀」より)
次ページお金持ちになれば解決する
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事