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「社会から取り残される焦りが半端なかった」。「母親になって後悔」した彼女のこれまでと現在地

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「自分は子育てに向いていない」「子育てでキャリアが中断された」など、出産したことを後悔する女性は少なくありません(写真:Ushico / PIXTA)
多様な角度から子どもを「産む・産まない」「持つ・持たない」論に迫る本連載。今回は、「母親になって後悔してる」女性の体験談に迫ります。

「産んだ責任がある私には、『この子のせいで、私の未来がなくなった』という気持ちはおくびにも出してはいけない、というプレッシャーがありました」「何度も思った。あのとき子どもを産まずに働いていたら、こんなに苦労しなかったんじゃないかって」――。

そう子育て期の苦労を振り返るのは、49歳の会社員で3人の息子を持つAさんだ。

近年になって、彼女のように母親になったことを後悔する人がいる実情が知られ始めた。きっかけは2022年3月、イスラエルの社会学者オルナ・ドーナト氏が、23人の母親へのインタビューをもとに書いた『母親になって後悔してる』(鹿田昌美訳)が翻訳出版されたことだ。

世界中でベストセラーになった本は、日本でも大反響を呼ぶ。同年12月13日、NHK「クローズアップ現代」が独自調査をもとに「“母親の後悔” その向こうに何が」を放送した後、2024年10月に書籍化し注目を集めた。

なぜ女性たちは、「母親になって後悔してる」のか。

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