予約だらけの万博に「予約不要」で攻めるバス会社 並べば乗れて割安料金、鉄道よりも利便性高い

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一方、中長距離バスは、京都駅(京阪バス)、奈良駅・大和八木駅(奈良交通)など、主に大阪府外からの主要駅から出発する。神姫バスも中長距離バスに含まれる。主要駅シャトルバス、中長距離直行バスともに、万博会場の西ゲート前にあるバスターミナルに発着する。

神姫バスは、大阪・関西万博開催中の4月13日から10月13日まで、万博会場の夢洲行き直行バス「EXPO(エキスポ)号」を運行する。エキスポ号には、エキスポ神戸号(神戸空港・神戸三宮―万博会場)、エキスポ姫路号(姫路・加古川―USJ・万博会場)、エキスポ三田号(ゆりのき台4丁目―USJ・万博会場)が存在する。このうち、毎日運行はエキスポ神戸号とエキスポ姫路号だ。いずれも万博直行バスには珍しく、予約不要の定員制(自由席)の高速バスとなる。つまり、乗車は先着順となり、バス停やバスターミナルで並んで待つ。

6月・7月の2カ月連続で増便が決まる

ダイヤ上の所要時間は、神戸三宮から万博会場までが48分、姫路から万博会場までが2時間15分。料金は神戸三宮~万博会場間が1000円、姫路駅~万博会場間が2000円だ。7月1日時点での万博会場行き定期便の運行本数は、エキスポ神戸号が1日22本、エキスポ姫路号は1日2本だ。

実はエキスポ神戸号、エキスポ姫路号ともに利用状況がよく、エキスポ神戸号にいたっては6月・7月の2カ月連続で増便が決まった。

好調な利用状況は、神姫バスの資料からもわかる。4月13日~21日のエキスポ神戸号は、第2便(8時45分発)は出発直前であっても乗車できた日が存在し、座席に余裕があった。一方、6月1日~9日になると、少なくとも10時15分の便まで満席の状態だった。バスに乗り切れず、次の便まで待つという状態が続いた。

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新田 浩之 フリーライター

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にった ひろし / Hiroshi Nitta

1987年兵庫県神戸市生まれ。2013年神戸大学大学院国際文化学研究科修了。関西の鉄道をはじめ、中欧・東欧・ロシアの鉄道旅行、歴史について執筆。2018年にチェコ政府観光局公認の「チェコ親善アンバサダー2018」に就任。

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