「スーパーマン」じゃなくて「愛されキャラ」を目指そう! 何かを成し遂げるときに大事なのは「巻き込む力」だ

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グループワークをする中学生
人を巻き込むには、完璧になることではなく、弱さを出す勇気が必要です(写真:msv/PIXTA)
自分一人で何でもこなそうとして挫折したことはありませんか? 花王から転職して、県立中高一貫校の校長先生になった生井秀一氏は、「何かを成し遂げようとするときには『巻き込む力』が大事」といいます。助けてくれる人と「仲良く」する必要はありません。上手に人に頼るコツを、『13歳からのアントレプレナーシップ』より一部抜粋・再構成のうえ解説します。

「人に頼る」ことを怖がらなくていい

何かを成し遂げようとするときに大事なことは「巻き込む力」です。

重要なのは、自分ひとりでやろうとしないこと。

これまで僕自身もたくさんの挑戦をしてきましたが、ひとりで成し遂げられたことはほとんどありません。仲間をどんどん巻き込んでいかなければ、多くの目標は達成できないのです。

僕の高校時代に遡って、お話ししましょう。

文化祭でクラスのリーダーになった僕は、自分ができないことを、どんどん得意な人に頼んでいきました。ただ、野球部だった僕は、美術部の同級生とはほとんど話す機会がなく、「突然頼んでも大丈夫だろうか?」と思っていました。

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