フイルムと化粧品を売る「両利きの経営」
「両利きの経営」という言葉を聞いたことはあるかな?
これは、経営は「知の深化」と「知の探索」をしていく必要があるという意味です。「知の深化」はこれまであった事業を改善し、よりよいものを届けていくという発想。「知の探索」は新たな事業に向けて、可能性を探ったり実験をしたりすることです。
例えば、富士フイルムはこの「両利きの経営」で成功した会社です。フイルム事業を続けていたものの、ゆくゆくはデジカメやスマホにとって代わられることは目に見えている……。そこで「知の探索」として化粧品事業をスタートし、成果を上げます。
フイルムと化粧品にはまったく共通点がなさそうですが、フイルムの研究で得られた技術は化粧品へ転用できることがとても多かったのです。
僕は学校においてもこの「両利きの経営」が不可欠だと思っています。
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