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キャリア・教育 #シン・世界一周~人生後半、日本を学びなおす旅

個別予約より200万円安い!?《50代・ビジネスクラスで世界一周》驚きの金額、一方で制約も。「人生後半の一大イベント」思い切って挑戦

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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日本に閉じたエコシステムをよく「ガラパゴス化」と表現するが、実際の姿を見たこともないのにその言葉を使っていることにずっともやもやしていたのだ。

旅を計画し出発した昨年秋は1ドル160円に迫る超円安だったので、アメリカとヨーロッパは回避。ChatGPTに「円安でも日本人が安く旅行できる国」を尋ねてお勧めされたエジプト、トルコも加えた。

エジプトにて。宿泊した宿から臨むピラミッド(写真:筆者撮影)

新興国が増えてきたことだし、中国を抜いて世界最大の人口を擁する国になったグローバルサウスの筆頭格のインドも入れよう。50歳女性の体力や免疫力で乗り切れるのかちょっと心配だが……。

こうして6カ国を固め、その後は図書館から『地球の歩き方』を片っ端から借りてきて、間を埋めていく作業に入った。ところがいざルートをつくりだすと、次から次に問題が出てくる。

パズルのようなルート策定

スターアライアンスに加盟している中南米の航空会社は、パナマを拠点とするコパ航空とコロンビアを拠点とするアビアンカ航空だけなので、隣の国に行こうとしても、だいたいの場合パナマかボゴタ(コロンビアの首都)を経由しなければならない。

エクアドルとペルーは隣国だが、スターアライアンスの世界一周航空券では直接向かえないのだ。

(画像:スターアライアンス世界一周航空券のルート作成画面)

世界一周航空券は途中の移動を自分でアレンジすることも可能なので、キト(エクアドルの首都)からリマ(ペルーの首都)は自己手配とし、スターアライアンスに加盟していない航空会社を使うことにした。

多くの日本人にとって「いつかは行きたい」ペルーの世界遺産マチュピチュも外せなかった(写真:筆者撮影)

南米からアフリカも直行便がなく、世界一周航空券でペルーからモロッコに行こうとすると、ボゴタでトランジットして、欧州に飛んで、そこからのアフリカとなる。欧州は円安なので回避したかったが、やむを得ずマドリード(スペイン)に降りることにした。

そしてスペインからモロッコは船で行けるほど近いのに、スターアライアンスの世界一周航空券だとドイツやスイスを経由してかなりの大回りになり、距離も増えるし時間もかかってしまう。したがってここも自己手配とした。

欧州やアジアは加盟航空会社が多いので、ルートも降機する空港も多様な選択肢がある。ブルガリア、ハンガリー、クロアチアと『地球の歩き方』を借りてきては悩む。ガイドブックと平面の地図だけでは距離感がつかめず、アマゾンで地球儀も購入した。

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