日本の金融緩和を確かなものにして、「もう一相場!」を実現するには、財政政策的後押しの追加(消費を広く後押しする減税・給付金がいい)が適切且つ効果的だと思うが、今の政府にそこまで期待するのは荷が重いかもしれない。
本気と適性を感じるレッツゴードンキ
今週末は、3歳牝馬三冠の三つ目「秋華賞」(GⅠ)が行われる。
有力馬の多くはトライアルのローズステークスを使ってきた。動画を見直してみて、今回の本気とレースに対する適性を感じたのは、14キロ増で使って直線一時先頭に立ち、その後無理をせずに差されてほどよく4着に負けたレッツゴードンキだ。
1600mの桜花賞の勝ち馬であり、脚質的に2000mが限界だろうが、直線平坦の京都で器用さが生きる内回りコースなら有力だ。次走のエリザベス狙いではなく、ここが秋シーズンの勝負だろう。直線で一度は先頭に立てそうで、後は岩田康成騎手が保たせてくれるのではないか。
対抗はミッキークイーンだ。ローズステークスでは直線、同じノーザンファーム出身で賞金が足りないタッチングスピーチに勝ちを譲ったようにも見えた。2000m以上の距離での力量はメンバー中一番だろう。エリザベス女王杯にピークを持って来る可能性もあるが、力量的に3番手以下には落とせない。
2頭で決まる可能性がかなりあると思うが、2頭を軸馬に京都コースに強いディープ産駒、タッチングスピーチ、アンドリエッテ、ディープジュエリーと鞍上のミルコ・デムーロ騎手が魅力のクイーンズリングまで押さえたい。トライアル勝ちのタッチングスピーチは人気になるので「割高」(低オッズ)になる可能性が大きい。馬券的には、その他の相手馬に期待したい。
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