株式市場の不振が続いている。日経平均株価は、8月10日につけた直近高値2万0808円(終値)から、9月29日の安値1万6901円まで18.8%の下げに見舞われた。
株価急落局面で上昇したのは?
このような状況で株価が上昇したのは、どのような銘柄か。9月29日までにつけた高値と8月10日の終値を比較し、株価上昇率の高い順にランキングを作成した。
最新の『会社四季報』秋号の集計では、今期営業増益率予想は16.4%と、企業業績は悪くない(決算期変更、上場子会社などを除く3198社が対象)。前期実績の5.9%から加速する見通しだ。
だが株式市場は先の状況を読むため、今期業績が順調なことは織り込み済み。むしろ、中国経済の減速や年内にも実施される可能性が高い米国の利上げの影響など、来年以降を不安視しているとも考えられる。
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