「営業増益幅が大きい」70社ランキング

1位ソニー、2位はNTT、3位日産

ソニーが前年度比営業増益額トップ(撮影:尾形文繁)

中国経済の減速懸念により、日本の株式市場は乱高下している。とはいえ、訪日観光客の増加や円安による輸出企業の業績押し上げ効果も見られるなど、悪材料ばかりでもない。

最新の『会社四季報』秋号の東洋経済予想によると、今期の営業利益の平均増益率は16.4%。前期実績の5.9%と比較しても、大幅に上昇している。

そこで今回は、今期の営業増益率が10%以上の会社に限定したうえで、営業増益額が大きい順にランキングを作成した。

利益の質に要注意

増益額を見る際に注意したいのが、利益の「質」だ。本業が好調な結果として増益となる企業がある一方、買収した子会社の利益が上乗せされて増益となるケースもある。この場合、子会社の利益成長性に留意する必要がある。

前期までに行った構造改革によって増益となる場合も多い。人員削減や減損処理による減価償却負担の軽減は、売り上げ増を伴わなくても急速な業績改善につながりやすい。しかし、中長期的にはこうした費用減の効果は薄れてゆく。

次ページソニーはリストラで増益
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 就職四季報プラスワン
  • 山本シンヤが迫るクルマ開発者の本音
  • 中学受験のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
衰退か再興か<br>アトキンソンと考える<br>日本の生存戦略

急激な人口減少と高齢化の先に待ち受ける地盤沈下を避け「日本再興」を進めるには、従来の常識にとらわれず新しい発想で問題に取り組むことが必要だ。最低賃金の引き上げを含む3つの生産性向上策を軸に、日本が生き残る道を探った。