テニスの語源は「tenez(さあ、ほらという掛け声)」
1. テニスの語源は「取る」を表すフランス語「tenir」の変化形「tenez(さあ、ほらという掛け声)」といわれる
2. 紀元前15世紀の古代エジプトの壁画には、球を打ち合う人々の姿が描かれているものが発見されている
3. テニス発祥の地は中世のフランス。修道院で行なわれた球を打ち合うゲーム「ジュ・ド・ポーム」が原型とされる
4. 「ポーム(paume)」は手のひら。当初は修道士たちが素手または手袋をはめた手で羊皮製のボールを打っていた
5. 14世紀頃には木のへら状の簡易的なラケットが用いられ、16世紀にはガットを張るラケットが登場した
6. 16世紀以降はフランス貴族の娯楽として定着した
7. ヴェルサイユ宮殿にあった屋内コートは「球戯場の誓い」の舞台としても知られ、ヴェルサイユ市内に現存している
8. 貴族がたしなむスポーツだった当時、最初のショットは召使が投げるボールを打つというルールであった。現在も、最初のショットを「サービス」「サーブ」と呼ぶのはその名残
9. 4ポイント先取で1ゲームを獲得となり、0、1、2、3ポイントをそれぞれ「ラブ」「15」「30」「40」と数える
10. 0ポイントを「ラブ」というのは、0と卵の形が似ていることからフランス語で卵を意味する「l’oeuf」と呼ばれていたのが英国に伝わり「love」に変化したとの説が有力
11. 15、30、40というカウントの由来は「時計の文字盤を4つに分けた」「修道院の生活時間が15分単位」など諸説ある
12. 3ポイント目が「45」とならず「40」なのは、「forty-five」と言いづらいため省略して定着したものといわれる
13. 「デュース(deuce)」は「両選手は同点」という意味のフランス語の表現「a Deux le jeu」が由来
14. ラケットはラテン語「rachete(手首)」が語源とされる
15. 初めてテニスの国際試合が行なわれたのは1505年
16. 1874年、英国のウィングフィールドが冊子「ローンテニス」でルールやラケットを規格化し近代テニスの礎となる
17. 現在、男子テニスのワールドツアーはATPとITFという2つの組織により運営されている
18. 男子ワールドツアー公式戦は、賞金の規模などにより「グランドスラム」を頂点として「マスターズ1000」、「500」、「250」の4つのカテゴリーで年間約70大会が開催される
19. この下にチャレンジャーツアー、フューチャーズシリーズというツアー下部大会がある
20. ATP(男子プロテニス協会)は、ATPワールドツアー(マスターズ1000、500、250)、チャレンジャーツアー、ツアー・ファイナルを運営。男子世界ランキングも管轄する
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