妻の収入は夫の口座に“全額入金”。共働き夫婦あるある《家計分担の不公平感》きれいに瞬殺する方法とは?世帯年収600万円・仲よし夫婦の場合

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結婚当初は、まる夫さんが作成した家計簿や資産のデータを基に、ご夫婦でお金の使い方を反省したり、翌月の支出について相談したりする話し合いの場を持っていたおふたり。しかし、最近は妻が転職活動で忙しかったこともあり、家計の話はあまりできていないと言う。

「収支の変化や大きなお金の動きがある時は報告していますが、それ以外は基本、僕に任せてくれているんじゃないかと思います」と、まる夫さん。

「奥さんに内緒で買い物をすることはないんですか?」というこちらの意地悪な質問にも、「ないですね。妻には全部伝えています。妻への誕生日のプレゼントも欲しいものを確認してから買うくらい、隠しごとができない性格なんです」と、真顔で答えてくれた。

夫婦円満だからできる“家計分担”4ステップ

「どちらが払うか」をめぐる不公平感は、夫婦仲にヒビを入れやすい。まる夫さん夫妻のように

①収入を全額1口座に集約
②支払い手段を一本化
③趣味支出はフェアに
④収支状況を見える化

という4ステップを押さえれば、収入差があってもフェアな家計分担が実現できることを教えてくれた。

とはいえこの家計運営方法は、おふたりの仲の良さや互いへの信頼があってこそ成立するもの。この点に不安がなければ、あなたの家庭でも試してみてはどうだろう。

【写真7枚】まる夫さん夫婦の家計簿はこんな感じ。月々の収入と支出の全容が公開されている
森田 聡子 フリーライター・編集者

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もりた としこ / Toshiko Morita

地方新聞で記者として勤務した後、日経ホーム出版社、日経BPにて「日経おとなのOFF」編集長、「日経マネー」副編集長、「日経ビジネス」副編集長などを歴任。2019年に独立後は雑誌やウェブサイトなどで、アート関連やインタビュー、幅広い年代層のマネー初心者向けの記事を執筆。やさしく、分かりやすく伝えることをモットーに活動している。

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