もう読み終わったの?? 東大生が「200ページの本をたった1〜2時間」で読んで理解できる秘訣

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西岡壱誠 東大 
(写真: KiRi / PIXTA)
賢い人は、どんな能力が優れているのでしょうか。その答えは「要約力」だと、「なぜ、東大の入試問題は、「30字」で答えを書かせるのか?」を上梓した、東大カルぺ・ディエムの西岡壱誠さんは話します。本書から、「どんなに長い文章を読んでも速く要旨を掴む能力」を身につける方法をご紹介します。

1冊の本、どれくらいで読み終える?

みなさんは、1冊の本を読むのにどれくらいの時間がかかりますか?

本にもよると思いますが、200ページくらいの本を一気に読むとなると、大体10~20時間はかかるのではないでしょうか。毎日2時間読んで、1週間くらいかかるという場合が多いのではないかと思います。

しかし、東大生に同じ質問をすると、大体1~2時間くらい、という回答が返ってきます。なんと普通の人の10倍のスピードで本を読んでいる場合が多いのです。

なぜこんなことができるのか?もちろん東大生だって、眼球を動かすスピードは変わりませんし、一文一文を心の中で声に出して読んでいく場合、その声のスピードはそこまで速くすることはできません。

しかしそれでも、1~2時間くらいで本を読み終わってしまうのはなぜなのか。その理由は、「細かいことはスルーして読んでいるから」にほかなりません。

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