プレミアムブランドのリンツもゴディバも参入、「ドバイチョコ」ブームが止まらない"時代の必然"

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「リンツ ドバイスタイルチョコレート タブレット」は税込み2900円(写真:筆者撮影)
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「ドバイチョコレート」のブームが広がりを見せている。その波を受け、ついに世界的に有名なチョコレートブランドも日本で本格的に動き出した。

スイスのプレミアムブランド「リンツ」は、「リンツ ドバイスタイルチョコレート タブレット」を3月21日から日本で2万枚を限定販売。「1日で首都圏のほとんどの店舗で完売しました。ここまでの反響は予想以上でした」(リンツ&シュプルングリージャパンの担当者)。

オンラインショップでは、深夜0時の販売開始からわずか54分で3000枚が完売。一時的に再入荷待ちが1万人を超えたという。直営店でも1日で約1万6000枚が売れ、ほぼ3日間で全店で完売となった。

さらに、4月18日には一粒タイプの「リンツ ドバイスタイルチョコレート プラリネ」と、ミニバータイプの「リンツ ドバイスタイルチョコレート バー」を発売。こちらは1日でほぼ完売してしまった。

昨年11月には、ドイツとスイスでハンドメイドの「リンツ ドバイチョコレート」が販売され、長蛇の列ができたことが海外で報じられた。日本では、今後も商品を順次入荷、数量を増やして再販する予定だという。

ドバイチョコとはどんな商品か

特定のブランドの商品名である「ドバイチョコレート」だが、今ではチョコレート菓子のスタイルを表す一般名称にもなっている。例を挙げるとすれば「ショートケーキ」のようなものだと思っていただければ、理解しやすいだろうか。さまざまなメーカーが製造していて、形や味、サイズにバリエーションがある。

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