クマ型チョコが大人気「カカオサンパカ」の戦略 スペインチョコブランド、海外出店は日本だけ
アニメ大国の日本。アニメ文化が育った理由としてはいろいろ考えられるが、一つ大きなものとして、可愛いもの好きな国民性があるだろう。例えば、日本の携帯電話会社が開発した絵文字と、海外のものを比べると、日本のものが圧倒的に可愛い。また兎や蛙をユーモラスに擬人化した「鳥獣戯画図」を見てもわかるように、可愛いもの推しは古来の伝統と言える。
そんな日本で、クマのキャラクターをきっかけに伸びているチョコレートブランドがある。
スペイン発の「カカオサンパカ」だ。
可愛らしいベア型のチョコレート
広告塔とも呼べる商品が、「ハートベア カロロ」(税込1万2960円)。ハートがトレードマークの、つぶらな瞳が可愛らしいベア型のチョコレートで、高さ14.5cmといかにも食べ応えがありそうだ。また、それよりは小型の「スモールベア」には女の子のエマと、男の子のペタ、2つのタイプがある。こちらは高さが6cmで、エマが税込3240円、ペタが税込3456円。高価格だが、バレンタインデーやホワイトデーの人気商品だ。立体でインパクトがあり、プレゼントした相手にサプライズの喜びを与える。また「他と被らない」ことが人気の理由だという。
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