──大阪ではゼンティスを展開しています。
ゼンティスは手の届くラグジュアリーをテーマにしている。レストランやラウンジ、バー、ジムなどはあるが、ルームサービスやエスコートサービスはない。
特に客室を広く見せることにこだわった。一般的な客室の間口は3.6メートルだが、ゼンティスでは4メートルとし、家具やアメニティはラグジュアリーのテイストを重視した。ほかのミドルクラスのホテルとは一線を画すことができた。
稼働率や単価は想定どおりだ。大阪は客室単価が低い市場なので2024年の平均単価は2万3100円だが、東京で開業したら5万〜7万円は取れるのではないだろうか。
ゼンティスは東京や福岡、京都など主要都市で開業したい。主要都市にある程度出店できたら、将来は東南アジアに出ていきたい。
今後はいずれMCで展開したいが、不動産オーナーは会員数が多い外資系を好む傾向がある。MCにこだわらずリースなど幅広く検討したい。
初MCの台北を成功へ
──パレスホテルブランドで今後出店の可能性はありますか。
MCでの展開を検討している。まずは台湾を足がかりにしたい。リゾートでの開業もあっていいのではないかと思っている。
ただ、ゼンティスと比べて立地や土地の大きさにそうとうこだわるので展開スピードは速くないだろう。グループ全体で計画も含めて30年には10施設を目指したい。
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