
※写真はイメージです(写真:ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は浪人して日東駒専(日本大、東洋大、駒澤大、専修大)に進んだ後、再受験して4浪の年齢で中央大学文学部に進学した佐藤さん(仮名)にお話を伺いました。
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4浪の年齢で中央大に合格

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今回お話を伺った佐藤さん(仮名)は、3度の大学受験を経て、22歳で中央大学文学部に合格し、現在は関東地方で公務員として働いています。
一般的なサラリーマンと比べて4年遅れで就職した彼ですが、浪人の経験を肯定的に捉え、今の人生に生かせている部分があると語ってくれました。
彼が3度の大学受験で得たこととは、一体なんなのでしょうか。
佐藤さんは自営業の父親のもと東京都内で生まれ育ちました。
小さいころからスポーツが好きで、今でも小学校時代に始めた野球を続けているそうです。
小学生の頃は、勉強面では算数が得意で国語が苦手でしたが、まったくできない科目はなく、人並みの成績をキープしていました。
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