町田駅、小田急で「新宿に次ぐナンバー2」の求心力 JR横浜線・神奈中バスとの乗り換え客でにぎわう

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「まわりに団地がたくさんあってバス路線もすごく多いです。ベッドタウンからバスでやってきて電車に乗っていく、というのが町田駅の利用の特徴です。ロマンスカーで町田から新宿まで乗車時間は約30分ですが、通勤時間帯の需要は強く、朝は半分くらい町田から乗車するイメージです」

こう話すのは町田管区管区長兼町田駅長の熊澤巌さん。1989年入社で、2024年4月から町田管区長を務める。出身は神奈川県座間市。相模大野の1つ小田原寄りの小田急相模原が最寄り駅で「子供のころから小田急線が身近にあった。買い物なら町田に来れば何でもそろう印象が強かった」という。

ベテラン社員が語る町田駅

「昔は治安がよくないイメージがあって、学校の先生からも町田にはあまり行くなと言われていましたので、ビクビクしながら行っていました。我々が中学生くらいのころに『ビー・バップ・ハイスクール』の漫画がすごく流行りました。駅前にあったジーンズの『マルカワ』の下には学生服売り場があって“特殊な学生服”を売っていたんですよ」(熊澤管区長)

小田急町田駅ホーム 駅長 
町田管区管区長兼町田駅長の熊澤巌さん。町田には一部のロマンスカーが停車する(記者撮影)
【写真の続き】2面4線のホーム上には「小田急百貨店お入口」という、ほかでは見られない上品な案内看板。百貨店だけのための改札があるのが町田駅の特徴だ。関係者以外入れない駅の裏側も熊澤管区長に案内してもらおう
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