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「"インバウンド=ウザい"という声も」「観光客を叱りつける動画も話題に…」急増する「インバウンド客のマナー違反」、どう注意すればいいのか

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  • 岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
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どちらのケースも、私は、ほぼ脊髄反射的に口走ってしまった自分自身にビックリしました。今までこういうシチュエーションがあっても、何も言わずにモヤモヤしながら、我慢することがほとんどだったからです。

「怒声を浴びせて叱りつける動画」が話題だけど…

こうしたマナー違反をする外国人に対し、怒声を浴びせて叱りつけるYouTube動画が最近、よくネット上で話題になります。

スキー場で、たばこを吸っていた外国人や奈良公園の鹿にちょっかいを出す外国人に対して、異様な勢いで、ののしり、叱責する日本人の動画に「よく言ってくれた」と賛同する声もあるようです。

普段、おとなしく、そうした問題行動に対しても、声を上げられない日本人が多いからこそ、「気持ちを代弁してくれた」「胸のつかえがとれた」と溜飲を下げる人もいるのかもしれません。

人は「制裁欲求」を強く持つ生き物です。

2004年8月の『Science』誌に発表された研究によれば、「人を罰するときに、脳の報酬系が活発化する」のが確認されました。

ドラマや映画で、悪者が成敗されることを願い、達成されれば、すっきりした気分になるのも、そういった本能に基づく反応であり、中世、近代の公開処刑の場で、処刑される人をまったく知らない人々が、快哉を叫んだのも、同様の文脈で説明できます。

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【「私的制裁」が許されるわけではない】

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