更年期をウエイトトレーニングで吹き飛ばす!女性を健康に保つ「50歳からの筋トレ」のススメ
ただしこのとき、もし調子が上がってきたとしても、意気込みすぎないことも大事です。更年期特有の重だるさは自律神経の不調が原因の場合が多く、交感神経が優位に働いて気持ちが高揚しすぎると、「もっとやれる」とやりすぎてしまうのです。ここでやりすぎればそのあとに強い疲労感が出て、さらにリズムを崩してしまうことがあります。
ストレッチであれば長めにやってもOKですが、トレーニングにかける時間はいつもより短めに設定し、それを超えないようにしてくださいね。
「シーテッド・ロウイング」
今回は、マシンを使って背中の「僧帽筋」を鍛える「シーテッド・ロウイング」のやり方を解説しましょう。


僧帽筋は上部・中部・下部に分けられます。一般的に知られている僧帽筋は上部(肩に分類)です。
対して、鍛えづらく弱くなりやすい下部の筋肉は、姿勢を正したり、肩の動きを正常に保ったりするのに役立ちます。
この種目では、肩甲骨を下方に寄せるように引き、下部にもしっかり刺激が入るようにトレーニングしましょう。
肩甲骨を背中の中央下側に寄せるのが目標。前にパッドがある場合は、みぞおちをパッドに押し付けながら、肩をうしろに向けるイメージで肘を引く。
肩甲骨が開くのを意識しながら戻す。

憂鬱になりがちな更年期も、トレーニングを通じてポジティブに乗り切りましょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら