更年期をウエイトトレーニングで吹き飛ばす!女性を健康に保つ「50歳からの筋トレ」のススメ
ウエイトトレーニングをすると、身体の見た目や筋力レベルの向上を実感できます。老化を感じ、気弱になりがちなこの時期に、身体を「進化」させているという実感を持てることは、つらい更年期障害を乗り越える手助けになることでしょう。
筋力は年齢を確実にカバーします。その筋力を維持向上させられる最も効率のよい方法がウエイトトレーニングです。そのメリットは、「筋力が高まる」「見た目が若くなる」にとどまらず、ネガティブな感情をポジティブな感情に変える効果もあるのです。
大事なのはやりすぎないこと
身体に重だるさを感じるのには、さまざまな原因があります。たとえば身体を使いすぎている状況であれば、全体的な運動量を減らす必要も出てきます。
また、重だるさに加えて胸や背中や奥歯などに圧迫されるような違和感が出る場合などについては、まず医師に相談して、検査で異常がないかを調べる必要があります。
ここでお伝えしたいのは、検査をしてもとくに病気の所見はなく、これといった原因が見つからない、いわゆる“不定愁訴”と呼ばれる重だるさの場合です。
若いときなら、一日休んでのんびり過ごせば治ってしまったはずの重だるさ。更年期になると、一日ゴロゴロ横になっていても改善されないことがありますよね。
数日休めば元気になって頑張れそうなら、休んでみましょう。でも、もしいくら休んでみても重だるさが続くようであれば、「1種目だけでもやってみよう」と、あまり深く考えずに、気分転換のつもりでトレーニングに行ってみてください。
更年期の場合、重だるさがあったとしてもジムに出向いて身体を動かしてみる習慣は続けたほうがよいと、私の経験から断言します。更年期明けに若さのレベルに差が出て、それがさまざまな意欲の差につながっていくからです。
トレーニングしてみると、家で身体の重だるさと向き合っているよりも、気持ちがポジティブに働いてくると思います。場合によっては、身体が軽くなってくるかもしれません。
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