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「気づいたら雑務だけをこなしていた」という日が多いと要注意。それは≪上司のトラップ≫です!「雑務も積み重ねれば成果になる」は勘違いだ

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  • 江村 出 EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社アソシエートパートナー
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人助けをすれば、会社や組織全体には多少のプラスになるかもしれませんが、そのプラスは、あなたのタスクが遅延して上司やチームのメンバーに生じるマイナスと比べれば小さなものです。最悪の場合、周囲の人にあなたの遅延したタスクを巻き取る必要が生じ、身近な人たちには迷惑をかけることになります。「結果がすべて」のビジネスの世界では、これは罪としか言いようがありません。

「助け合い」というと日本では美学とされることもありますが、成果主義の強い国では「いい人」への評価はよりシビアです。成果を出せないとクビになってしまうので、

「仕事なのになぜボランティアで人助けをする必要があるのか?」

と言う人も多くいます。

あなたも、何でも引き受けていい人になる必要はありません。心当たりがあるなら今すぐに、「頼まれごと」は断るスタンスに変えましょう。

仕事がデキる人の「サラッと断る」テクニック

自分の成果にならない「頼まれごと」は断る、というスタンスを取っていても、依頼されたときに「それは雑務なのでやりません」「私じゃなくてもいいですよね?」と正面から断ることはできませんよね。そこでここでは、デキるITコンサルが実践している「相手に最大限の敬意を払いながら依頼をスマートに断るテクニック」を紹介します。

ITコンサルは、優秀な人であればあるほど、より短納期、より高品質を求められ、常に膨大なタスクを抱えています。ただでさえそういった状況なのに、次々と他のプロジェクトや顧客からも相談や作業を持ちかけられるため、すべてに応えることはできません。それゆえに、「相手を不快にさせないかわし方」を自然といくつも身につけているのです。そうしたテクニックの中から、今日からすぐにできる4つのワザを紹介します。

【ワザ①】あえて「忙しそう」に見せる

「とにかく忙しそうな人」に新しくものを頼むのは、誰でも気が引けるものです。実際、多くの依頼は「余裕がありそう」と思われたときに起こりがちです。

そのため、とにかく成果を出したいときや自分のタスクに集中したいときは、あえて「忙しそう」に見せておくことが、自分を守ることにつながります。

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