「気づいたら雑務だけをこなしていた」という日が多いと要注意。それは≪上司のトラップ≫です!「雑務も積み重ねれば成果になる」は勘違いだ

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こうしたミッションの多くは、明確なゴールや手順が決まっておらず、取り組む人によって結果が変わるものです。端的にいえば、より深い思考が求められる難しい仕事です。

こうした難しい課題の解決こそが、あなたの仕事の意義ともいえるのです。

しかし、実際には難しいタスクを依頼されると、億劫で後回しになってしまうものですよね。「難しいタスクの代わりに雑務をたくさんこなして、やった気になる」「雑務に追われて本来の仕事ができない」というのは、結果を出せない人の典型です。

誰でもできるタスクは他の人に任せればよいのです。あなたはメインのタスクに集中し、成果を出すまでのあいだは他を捨てる気持ちで臨みましょう。

仕事における「いい人」はアダになる

さらに言えば、直属の上司以外の人、例えば他の部署や他のチームからの依頼に対しては、上司からの雑務以上に応じてはいけません。

「急ぎだからちょっと教えて」

「知見がないから資料を少しつくってほしい」

などと頼られると、つい力を貸したくもなるでしょう。しかし、これまで社内外含めて累計5000人を見てきた立場からすると、仕事における「いい人」は、アダにしかなりません。

なぜこのように断言できるかというと、それは、メインタスクではない作業を引き受けてしまうと、自分のメインのタスクが二の次になってしまうからです。

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