「すき家」みそ汁のネズミ、大型冷蔵庫のゴム製パッキンのひび割れから侵入し、庫内で保管していた具材入りのわんに入り込んだ可能性が高いと判断

大手牛丼チェーン・すき家の鳥取南吉方店(鳥取市)で1月、提供したみそ汁にネズミの死骸が混入していた問題で、すき家は、混入に関する一連の調査結果を発表した。ネズミは、店外に面した大型冷蔵庫のゴム製パッキンのひび割れから侵入し、庫内で保管していた具材入りのわんに入り込んだ可能性が高いとした。
同社ホームページによると、1月21日午前、客の指摘で混入が判明し、保健所に連絡。調査や映像を確認した結果、店内・店外双方から開けられる冷蔵庫の店外側下部にあるゴム製パッキンのひび割れから侵入した可能性が高いとした。
冷蔵庫でわんを保管していた間に混入したとみられる。みそ汁を鍋で作って提供するまでの映像からは、ネズミが鍋に混入する様子は確認されなかった。ネズミが加熱されていないことも検査で確認し、「異物が鍋に混入した可能性は著しく低い」とした。
約2か月間公表を控えたことについて「お客様に不信の念を抱かせる結果となってしまった」と謝罪した。
同店は24日から約1か月間、改装工事のため閉店している。
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