不二家の「ドーナツ専門店」"大反響"も納得のワケ もともと持っていた強みを活かせる業態だった

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ペコちゃんmilkyドーナツ
ペコちゃんmilkyドーナツ 有明ガーデン店。洋菓子店と同じく、ペコちゃんの店頭人形も(写真提供:不二家)
ライター・編集者の笹間聖子さんが、誰もが知る外食チェーンの動向や新メニューの裏側を探る連載。第3回の<前編>に続き、不二家のドーナツ専門店オープンの裏側に迫ります。

客層、来店動機の拡大へ

古くから街にある菓子店には共通の課題がある。顧客が共に歳をとり、じわじわと減っていくことだ。不二家も例外ではなく、客の年齢層は50代、60代など高めが中心。しかも、手土産やお祝いなどの需要がほとんどで、そう頻繁には訪れない。

ドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」の存在は、その解決の一手にもなったと同社の洋菓子事業本部 店舗オペレーション部部長の金田剛さんは説明する。

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