暴落はチャンス? 「トランプ関税ショック」で株価が急騰 or 急落した300社ランキング

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足元の株式市場はトランプ大統領の一挙手一投足に揺さぶられる展開となっている(写真:ブルームバーグ)

今年に入ってからの日本株相場は、当初こそ堅調に推移していたが、アメリカで第2次トランプ政権が発足してから状況が一変。2月以降は日経平均株価が一度も4万円を回復することなく、ダラダラと下落。3月31日には、今年に入って最大の下げ幅となる前営業日比1502円(4.05%)安を記録し、3万5000円台まで値を下げた(終値ベース)。

背景にあるのが、ドナルド・トランプ大統領が打ち出す政策案、とくに追加関税をめぐる言動だ。同大統領は2月以降、中国からの輸入品に対して2度にわたって追加関税を発動。カナダとメキシコからの輸入品に関しても、3月から関税を引き上げた。

そして3月26日、輸入自動車に対して4月3日から25%の追加関税を課すと発表。これがダメ押しする形となり、日経平均は同日終値の3万8000円台から、前述のとおり、3月31日には3万5000円台まで3営業日続落した。

3カ月で50%以上上昇したのは58銘柄

ただ、こうした状況下でも株価が上昇している銘柄は存在する。2024年の大納会の終値と2025年3月31日の終値を比較して50%以上株価が上昇していた銘柄の数は58。トランプ政権の政策をめぐる波乱はこの先も続きそうだが、そうした中でも堅調な値動きが期待できる。

一方、同じ期間に株価が25%以上下落した銘柄の数は100。これらの銘柄は関税の悪影響が続く限り、上値が重い展開が予想されるが、逆に関税をはじめとした経済の先行き不透明感に関して明るい話題が出てくれば、一気に出直る可能性も高い。

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