利上げ後の「日経225銘柄」株価騰落率ランキング 首位は46.9%上昇、最下位は27.3%下落と明暗

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(撮影:梅谷秀司)

日本銀行が7月31日に利上げを決定した後、日経平均株価は8月5日に前営業日比で12.4%の急落となった。そこから反転上昇してきたが、7月31日終値3万9101円をまだ上回ることはできていない。

一方、日経平均株価を構成する225銘柄の状況を見ると、各銘柄の値動きは大きく明暗が分かれている。そこで7月31日終値を起点に8月20日終値までの騰落率の高い順にランキングを作成した。

7月31日終値を上回ったのは56銘柄

首位は住友ファーマで46.9%の上昇となった。2023年3月期から2期連続の営業赤字と苦戦しているが、7月31日に「事業構造改革に伴う早期退職者募集」を発表。改革への期待から、株価は上昇している。

2位はフジクラで34.8%上昇。8月8日に2025年3月期業績見通しの上方修正と配当予想の増額を発表し、好感された。

一方、最下位となったのはSUMCOで27.3%下落。8月7日に2024年12月期の中間決算を発表。営業利益が前年同期比55.5%と急減したことが嫌気された。

全体を見ると、7月31日終値を上回ったのが56銘柄あったのに対し、下回ったのは169銘柄と多かった。

(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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