「すき家で朝ご飯を食べよう→ネズミの死骸入り味噌汁が提供」 《「すき家」のネズミ混入事件》でまたも問われる企業の姿勢

すき家のとある店舗で、ネズミの死骸が混入する事案が発生。問題を放置したと言われても仕方がない運営企業の姿勢に、疑問の声が集まっている(編集部撮影)
外食チェーン「すき家」の店舗で、みそ汁にネズミが混入している事案が明らかになった。Googleマップの口コミ投稿から注目を集め、運営会社もそれを認めたのだが、SNS上では対応が適切だったのかを問う声が少なくない。
異物の混入による「炎上」は、いまや珍しくない。これまでも各社で話題となり、その度に企業は、謝罪や再発防止策の公表を行ってきた。しかし今回は、「発生から2カ月後の公表」だったことから、迅速に対応していないのではないかとの反応が出ている。
こうした対応は、得てして「問題の本質を見誤っている」、もしくは「見ようとしていない」と認識され、誠実な対応ではないと判断されがちだ。そこで今回は、一連の経緯を振り返りつつ、ネットメディア編集者の視点から、すき家による対応の問題点を考えてみよう。
「みそ汁の中にネズミの死骸」Googleマップへの投稿
話題の画像が投稿されたのは、Googleマップの口コミ機能だ。5段階の評価とともに、文章と写真を記入できるもので、店名をGoogle検索した場合にも、それらのレビューが表示される。
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