ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。3月30日は春のスプリント王決戦で今年2番目のG1レース、高松宮記念(中京11レース、芝1200メートル)が行われる。このレース、例年はドバイワールドカップデーと重なるので、有力騎手がごっそり抜けてしまう。近年は日本馬がいっぱい参戦するし、そっちのほうが賞金も高いからね。
その点、今年はドバイミーティングが4月5日となったので、有力騎手がちゃんと国内に揃っている。馬はもちろん18頭フルゲートで、当代のスプリンターが勢ぞろい。週末は楽しくも迷い甲斐があるレースということになる。
高松宮記念はルメール騎手が助けになる「あの馬」で
筆者の選択は7枠14番のナムラクレアだ。このレースでは過去に2着、2着、秋のスプリンターズステークス(G1)では5着、3着、3着と、堅実ながらいま一歩届かない。
悲願のG1制覇に力が入るところだが、鞍上のクリストフ・ルメール騎手が助けになるだろう。高松宮記念は、ルメール騎手がまだ勝っていない3つの平地G1レースのひとつ。ドバイに行かない今年は当然、狙ってくるはずだ。
対抗には力のあるルガル(3枠6番)、単穴には連覇が懸かるマッドクールを。後はサトノレーヴ(5枠10番)、ママコチャ(7枠15番)、トウシンマカオ(6枠12番)まで。ナムラクレアを軸に馬連と3連複で狙ってみたい。
※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学院教授で、掲載は4月5日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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