《「キャッチボールはしてない」とタモリが形容》自由すぎる番組『ザワつく!金曜日』が、【石原良純の“放送事故”】をそのまま流したワケ
またトークだけではなく、工場の製造工程を見せ、何を作っているかを当てる「ザワつく!工場クイズ」や、さまざまなジャンルのランキングから1位以外を当てる「1位を当てちゃダメ!」など、わかりやすいシンプルな企画が多いのも、世代を問わずに伝わりやすくしたいという制作スタッフの意図がある。
「3人の強烈なキャラクターと、子どもも楽しめるシンプルな企画によって、年配層と若年層が重なり合う番組になっているのかなと思います。最初はトークするだけでしたが、番組を長く継続していくにはオリジナル企画があったほうがいい。3人が参加しやすい、わかりやすい企画を始めました。あと全体の7割が女性視聴者なので、スイーツやデパ地下といった女性に興味を持たれそうなテーマを企画に落とし込むことを意識しています」
打ち合わせよりも雑談が大事
トークテーマの選定方法も少し変わっている。
「トーク中の3人のテンションをずっと見ているので、『これは広がらないな』と思ったテーマはすぐに取りやめます。3人とは楽屋でよく会話しますし、日常生活の中での経験談を私だけじゃなくて他のスタッフもよくヒアリングしていますね。3人それぞれが経験したことに紐づいてる内容だと乗りやすいというのはあるので。
雑談の中で『先週こんな所に行ったよ』とスマホで撮った写真を見せてもらったら、その場で画像をもらってスタジオに出すこともあります。打ち合わせよりも、3人とどれだけ雑談をするのかが大事だと思っています」
昨今、テレビやインターネット配信では、“尖った企画”でヒットするコンテンツが多いが、『ザワつく』は王道ともいえる番組内容で多くの支持を集めている印象が強い。だが、寺田さんの話を聞くと、『ザワつく』は異色の制作手法をとり、普通の“19時台の番組”とは違っている。
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