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ライフ #その男、タイミーにつき

カツカレー11人前を誤発注?「48歳のタイミー奮闘記」初めてのスキマバイトは、"驚きの結末"が待ち受けていた

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  • BUBBLE-B 飲食チェーン店トラベラー・音楽家
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働いてみて思ったのは、「客」として何千回も経験した飲食店の接客も、お店側に立ってみるとまったく違うということだった。

私が飲食店で「美味しい」や「楽しい」と感じた裏側では、スタッフがこのように動いていたことを、自分が体験することで初めて実感できた。

飲食業に従事されている方であれば、この記事を読んで「何を今さら大げさに」と苦笑されるだろうが、48歳の手習いは驚きと学びに満ち、これまでに感じたことのない種類の達成感を得たのである。

とはいえ、仕事を自己採点すると反省点ばかりだ。

「次はもっとうまくできるんじゃないか、あの時ああすればよかったんじゃないか」

「次は洗い場もやってみたいな」

帰宅後も高揚感は消えず、今度はこうしてみよう、ああしてみよう、と労働への不思議な意欲が湧いてくる。そしてこの日以来、タイミーの案件を探すことが楽しくて止まらなくなった。

大人だって未経験の仕事がやってみたい

未経験のことに手を出すのは、年齢とともに腰が重くなるもの。それが仕事となればなおさらだ。

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「いつかはその世界に飛び込んでみたい」と思っていても、さまざまな理由をつけて自分にブレーキをかけているのは、私だけではないだろう。

それがスマホのアプリひとつで簡単に実現し、たった数時間であっても「これまで歩んでこなかった側の人生」を経験できるのが、スキマバイトの面白さだ。「スキマバイトは大人のキッザニア」と言う人がいるが、まさにその通りだと思う。

「タイミーから来た側」の人になった私。今後も飲食業を中心にさまざまな現場で働いてみたいと思っている。

この日の労働では、時給1020円の3時間、交通費200円で、3260円が支給された。

黒いスラックスとコックシューズ。ワークマンで揃えた飲食業の基本セット(著者撮影)

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