カツカレー11人前を誤発注?「48歳のタイミー奮闘記」初めてのスキマバイトは、"驚きの結末"が待ち受けていた

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黒いスラックスとコックシューズ
48歳にしてはじめての飲食店仕事を行った筆者のタイミー奮闘記(著者撮影)

「今のオーダー、カツカレー11人前になってるよ!」

厨房から聞こえてきた声に、心臓がドキリと跳ね上がる。

ヤバい……。どうやらオーダーを取る際に「1」人前と入力したつもりが、ハンディ端末のタッチパネルの劣化と老眼のダブルパンチで「11」と入力し、送信ボタンを押していたようだ。サービスエリアでカツカレーをひとりで11人分も頼む客なんかいるはずがないだろう。

店長さんが急いで厨房に駆けつけ、私が間違えたオーダーを修正してくれた。そして私の元にやってきて、

「送信ボタンを押す前にちゃんと確認して、読み上げてくださいね」

と注意を促す。

いきなりのミスに恥ずかしさと反省がこみ上げる。

私はこの日、48歳にしてはじめての飲食店仕事を行った。どうしてこのようなことになったのか。

48歳、タイミーと出会う

スキマバイトのマッチングベンチャー「タイミー」は2018年8月10日にサービス開始。

「タイミーさん」「タイミーから来ました」

これらの言葉は、わずか数年の間にすっかり社会に浸透していった。

【画像5枚】黒いスラックスとコックシューズ。「未経験者歓迎」を探して応募した私のタイミーデビュー案件
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