ポスターには、長期休みにやるべきことを9つの項目として書き出しました。
例えば、
・英語の勉強
・ピアノの練習
・宿題を1ページやる
・お手伝い(食器洗い、犬のご飯をあげる)
など、日々の習慣として取り組んでほしいことをリストアップしました。
子どもたちは、自分でやることを決められる仕組みにワクワクしながら参加。ポスターの横には「シールボード」を用意し、できたことには100円ショップで買ったシールを貼ることにしました。シールを貼る作業自体が楽しく、視覚的に達成感を得られるため、子どもたちは「もっとシールを貼りたい!」と前向きに取り組むようになったそうです。
ポスター式子ども手帳を使った変化
Aさんは、「親が声をかけなくても、子どもが『今日シール貼りたいからやる!』と言うようになったことに驚いた」と話します。特に、長期休み中は 「〇日間連続でできたらボーナスポイント!」 というルールを設定し、子どもたちはゲーム感覚で楽しみながら取り組めるようになりました。
さらに、学習習慣づくりとして、「『シールが3枚貯まるとゲーム15分追加』『6枚貯まると+15分』という特典を作ったところ、子どもたちは『今日も頑張る!』と自発的に動くようになり、今まででは考えられないほど積極的に勉強やお手伝いに取り組んでおり、仕組みの重要性に驚きました」と語っています。
また、この取り組みを通じて、「『まだ無理だろう』と子どもに任せられずにいた自分の思い込みを手放すことができ、いつのまにか子どもたちはどんどん成長していて、できることが増えていたのだと気づかされる毎日でした」とも語ってくれました。
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