「フリード」車中泊仕様をWEBオーダーする時代に 好みのカラーや装備を簡単に選べる新サービス

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ちなみにサービスを手がけるホワイトハウスキャンパーによれば、シミュレーターは、ボディカラーの選択肢だけでも20色以上を用意するほか、カスタムパーツの種類や色も合わせると、組み合わせは「天文学的数値になる」という。

また、作れるキャンピングカーの仕様は、基本的にノーマルと同じ3ナンバー登録の車中泊仕様車で、シンクなどを備える8ナンバーのキャンピングカー登録車ではない。ただし、シンクなど水まわり関連の装備も、オーダーがあれば対応可能なので、詳細は問い合わせてほしいとのことだ。

展示されていたデモカーについて

以上がStyle_iDの概要だが、会場では、ユーザーの年齢や性別、ライフスタイルをイメージした4台のコンセプトモデルも展示された。

ウイークエンド トレイルtと名付けられたコンセプトモデルの外装
ウイークエンド トレイルと名付けられたコンセプトモデルの外装(筆者撮影)
ウイークエンド トレイルのインテリア
ウイークエンド トレイルのインテリア(筆者撮影)

まず、30代の夫婦と子ども1名(5歳)というファミリー層のユーザーを想定した「ウイークエンド トレイル(WEEKEND TRAIL)」という仕様。ベースカラーにホワイト、ボトムカラーにネオンオレンジを選択し、明るいボディカラーが印象的だ。ポップアップルーフとベッドキットで、家族がゆったりと車中泊を楽しめる装備を採用。また、停車中に展開すると日よけになるサイドオーニング、リアゲートにはポップアップルーフへのアクセスを楽にするリアラダーなども装備する。なお、価格(税込み)は、展示車の場合で700万2600円だ。

ネイチャー ラバーと名づけられたコンセプトモデルの外観
ネイチャー ラバーと名付けられたコンセプトモデルの外観(筆者撮影)
ネイチャー ラバーのインテリア
ネイチャー ラバーのインテリア(筆者撮影)

一方、ボトムカラーなどに「ロビンズエッグブルー」というポップな色調を採用した車両は、アウトドア好きの20代女性をユーザーにイメージした「ネイチャー ラバー(NATURE LOVER)」という仕様だ。こちらはソロキャンプを前提とするため、ポップアップルーフは未装着。かわりに、屋根に大きな荷物などが積載できるルーフキャリアを備えている。また、シートカバーはベージュのレザーと、座面や背もたれにナチュラル系柄を入れた2トーン仕様で、グリーンのカーテンなども採用。価格(税込み)は、展示車の場合で520万470円だ。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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