住友商事がキャンピングカーDIYに目をつけた訳 RVランドと提携で生まれた新サービス「ditto」

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アソモビ2023 in Makuhariの会場に展示されていたdittoのデモカー(筆者撮影)

キャンピングカー人気が続くなか、近年は自分で愛車を車中泊仕様などにカスタマイズするDIY派も増えている。SNSなどをちょっと覗いてみれば、さまざまなユーザーのさまざまな「作品」を楽しむことができる。なかには、それらに感化され「自分でもやってみたい」と思っている人も多いだろう。だが、例えば、クルマの構造に詳しくないなどで、大切な愛車を素人感覚でいじることに抵抗があるといった場合もある。そんなユーザー向けに新しく登場したのが「ditto(ディット)」というサービスだ。

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キャンピングカー×専用キット×DIY

総合商社の「住友商事」と、キャンピングカー・メーカーの「RVランド」が共同で手掛けているプロジェクトがditto。主なサービス内容は、トヨタの商用バン「ハイエース」の中古車をベースに、ワークショップで専用キットをDIYで取り付けるといったもの。ベース車選びから製作、車検までを一貫してキャンピングカー作りのプロがコンサルティングする。

アウトドア系イベント「アソモビ2023 in Makuhari」(2023年8月5~6日・幕張メッセ)には、そんなdittoのデモカーが展示されていたので、具体的にどんな仕様になるのか、どのようなサービスを受けられるのかなどを取材。また、なぜ総合商社である住友商事がキャンピングカー事業に乗り出したのかや、今後の展開なども担当者に聞いてみた。

次ページ展示されていたデモカーのキット内容について
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