築41年賃貸を活用「アーティスト活動拠点」の異彩 カオスで楽しい空間が話題の「赤羽異地番街」

地下のダンスフロアに至る入り口。閉鎖的な空間によって想像力が搔き立てられる(写真撮影/片山貴博)

地下に広がるダンスフロア。ここでダンスの稽古や公演を行う(写真撮影/片山貴博)

Gakkiさんの力を借りてDIYでリノベーションを行った(写真撮影/片山貴博)

2025年1月開催のダンス公演「アーグルトンの家」の舞台写真。非日常的な空間ならではの表現を研究した約60分の作品を上演(写真/赤羽異地番街より提供)

2024年8月に赤羽異地番街の全テナントを使って芸術祭を開催(写真/赤羽異地番街より提供)
オーナー、管理会社、アーティストが連携
赤羽異地番街の魅力は、活動内容が異なるアーティストが共存する雑多性にある。多彩な才能が交じり合うことで、新しいアイデアやイノベーションが生まれやすくなる。
「新しい入居者を募集する際、私たちとは異なるダンサーやミュージシャンなどのアーティストに入居してもらいたかった。実際、先日のダンス公演を見ると、これまでにない人の往来や交流が生まれて赤羽異地番街の魅力や存在感はさらに高まったと思います」(Gakkiさん)
赤羽異地番街のプロジェクトが始まって約2年間が経過し、3年目に突入した。プロジェクトを担当する伊部さんに手応えを聞いた。
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