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清原達郎が警告するAIバブルと「最悪のシナリオ」 『会社四季報』の読み方、銘柄の選び方も解説

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伝説のファンドマネジャーは「春号」をどう読むか。

投資家 清原達郎氏
清原達郎(きよはら・たつろう)/投資家。米スタンフォード大学で経営学修士号(MBA)取得。野村証券、ゴールドマン・サックス証券などを経て、タワー投資顧問で「タワーK1ファンド」をローンチ。2023年同ファンドの運用を終了し、退社(ⓒ野口 博)

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トランプ2.0、金利上昇、インフレ──。日本株を取り巻く環境は大きく変わり始めている。株式投資にとって変化はチャンス。本特集の四季報先取り情報を活用して、新たな時代に輝く有望銘柄を探し出そう。

2024年発刊の『わが投資術 市場は誰に微笑むか』で自身の投資経験を余すところなく披露し、今も個人投資家を魅了し続ける伝説のファンドマネジャー、清原達郎氏に、最新の『会社四季報』の読み方と銘柄選びの方法を聞いた(※清原氏の過去の咽頭がん手術の影響により、文面のやり取りによる取材を行った)。

中間決算を見て信念が揺らぐ

──3月19日発売の『会社四季報』春号をどのように読みますか。

『会社四季報』春号の発売が待ちきれません。発売すればむさぼり読むことになろうかと思います。

実は去年の中間決算の発表で私は大きなショックを受けました。非製造業は増益でしたが、「製造業が減益」となったからです。非製造業は内需系が比較的多い一方、製造業は外需系が多いのです。未曽有の円安なので、私は「製造業はおしなべて2〜3割の上方修正になる」と思っていました。

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