出そろったばかりの2024年度決算データをまとめた。いま伸び盛りの銘柄はどれか。

(写真:hqrloveq / PIXTA)
トランプ2.0、金利上昇、インフレ──。日本株を取り巻く環境は大きく変わり始めている。株式投資にとって変化はチャンス。本特集の四季報先取り情報を活用して、新たな時代に輝く有望銘柄を探し出そう。
純利益の伸び率が高い順に並べたのが下表だ。
1位は製薬世界大手のメルク。前2023年12月期はM&A関連の費用が重く大幅減益となったが、24年12月期は主力品の販売が好調で、前期の50倍近くとV字回復した。ヘルスケア関連では、ファイザー(15位)やカーディナル・ヘルス(28位)、アボット・ラボラトリーズ(36位)もランクインしている。
2位でCRM(顧客情報管理)ソフトウェア世界首位のセールスフォースや、8位でサイバーセキュリティー世界首位級のパロアルト・ネットワークスをはじめ、IT業界の大手銘柄も上位に目立つ。なお、ITとヘルスケアのセクターは25年も高成長が予想されている。
一方、動画配信サービス「ディズニープラス」の値上げを実施したウォルト・ディズニーは、47位に入った。
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