米紙の行くべき街「富山」ロケ地でも大人気のワケ キャストや制作スタッフが「ロケしたい」と殺到

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富山の「食」で代表的なのは、何といっても海の幸。「天然の生け簀」と呼ばれる富山湾で獲れた新鮮な海の幸を「富山湾寿司」としていただけます。

富山で代表的な海の幸と言えば、「白えび」でしょう。「富山湾の宝石」とも呼ばれる薄いピンク色の美しさをもち、まさにこれからの4月~6月が旬です。寿司だけでなく、かき揚げやせんべいも定番の富山土産ですね。

富山
見た目にも美しい「富山湾寿司」に食欲がそそられます(筆者撮影)

それから、「白えび」と並び称されるのが「ホタルイカ」です。ホタルイカの生息する海域は、「ホタルイカ群雄海面」として国の特別天然記念物に指定されています。酢味噌和えや刺身などがおすすめの食べ方。その他、駅弁でも有名な「ます寿司」など、枚挙にいとまがありません。

富山
名物「白えび」の寿司(筆者撮影)

そんな富山の「食」は、映画作品でも登場します。『川っぺりムコリッタ』の原作者でもあり監督の荻上直子さんの作品では、「食」が重要な要素となることが多いのですが、同作でも富山の地元米「富富富(ふふふ)」が印象的に登場します。

実は、地域のグルメは、ロケで長期間滞在する映画などのロケ隊にとって大変重要。富山には、海の幸に加えて、ブラックラーメンなどのご当地グルメがあり、キャストやスタッフを喜ばせています。「せっかくロケで滞在するなら、空き時間でグルメや温泉を楽しみたい」と、富山でのロケを楽しみにしているキャストが多いのも頷けます。

「ロケのプロフェッショナル」が集う富山県庁

そして、最後にご紹介するのは、富山でロケを迎え入れる人たちです。富山県や富山市には、「フィルムコミッション」という撮影の受け入れや調整などを行うスタッフがいて、映画会社や放送局などと連携しながら、機能的に動いています。

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