春の疲労・だるさの正体「自律神経の乱れ」対策5つ 問題は「急性ストレスの慢性化」防ぐ方法とは?

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自律神経バランスと自律神経活動量は、24時間で同じ変動を繰り返している。心身が健康状態にある人の自律神経バランスをみると、日中は交感神経が活性化し、寝ている間は収まっている。

対して、副交感神経は睡眠中に活動が活発になり、リラックスしている状態が続いている。

出口の見えないストレスを感じたら

先に自律神経の健康の保つための、日常生活のケアのポイントを伝えたが、そもそも「問題(ストレス)になっている環境」を変えなければ、なにも始まらない。

だが、職場での人間関係や、労働環境、仕事量、上司・部下との関係などが原因で生じるストレスは、個人の努力では解決しにくい。

従業員が50人以上いる事業所では毎年1回、ストレスチェックを実施することが義務付けられている。ストレスチェックで「高ストレス群」と判定され、メンタルヘルス不調の兆候が強く確認された場合、産業医と面談することが推奨されている。

ストレスの出口が見えればいいが、先が見通せない場合は、こうした制度を利用して、環境を変えていくことも大事だ。

君塚 靖 えむでぶ倶楽部ニュース編集部 記者

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きみづか やすし / Yasushi Kimiduka

証券・金融畑の記者を経験した後、医療系記者に転身。2018年1月にメディカル・データ・ビジョンに入社。同社情報誌「えむでぶ倶楽部ニュース」編集部で医療・健康情報のデジタル化と位置付けられる、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)についてや、コロナ禍で非接触型医療の新たな形として注目されるオンライン診療などについて執筆している。同社の医療情報サイト「めでぃログ」ポータル(https://portal.medilog.jp/)向けにも記事を執筆している。

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