胃腸を整え免疫UP、薬剤師おすすめ「大根料理」3つ 今が旬の食材をおいしく食べて健康効果も期待

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大根は生で食べるだけでなく、加熱したり干したりしても、健康効果を促してくれます。

生の大根の代表的な成分であるイソチオシアネートやアミラーゼは、加熱すると減ってしまいますが(大根の甘みが増すのはそのためです)、食物繊維は加熱すると水分が減って相対的に多く摂れるので、腸内環境の改善や、便通改善によるデトックス効果が期待できます。

お通じがイマイチ…というときはコレ!

おすすめの食べ方③梅流し

食べすぎが続いてお通じの調子が悪くなりかけているときに試していただきたいのが、「梅流し」という食べ方です。

材料は、大根2分の1本、梅干し2〜3個、昆布1枚です。昆布はなくてもかまいません。

作り方は、大根を1センチ程度に輪切りにし、1リットル程度の水で柔らかくなるまで煮ます(皮はむいてもむかなくてもいいですが、皮にも栄養素が多く含まれているので、筆者は皮ごと使っています)。昆布を取り出したら完成で、柔らかくなった大根を梅干しとともに食べます(種には気を付けてください)。

1センチ程度に輪切りにした大根を、1リットル程度の水で柔らかくなるまで煮る。柔らかくなった大根を梅干しとともに食べる(写真:NOV/PIXTA)

これを便通がつくまで、少量ずつ食べ続けます。多くの方は1〜2時間後に便意を催して、スッキリするようです。食べすぎにかかわらず、便通の状態が悪いかな?と思ったら、梅流しで腸内の環境をリセットするといいかもしれません。

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