胃腸を整え免疫UP、薬剤師おすすめ「大根料理」3つ 今が旬の食材をおいしく食べて健康効果も期待

✎ 1〜 ✎ 29 ✎ 30 ✎ 31 ✎ 32
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

おすすめの食べ方②はちみつ大根

続いてご紹介したいのは、「はちみつ大根」です。

風邪はのどの痛みから始まることが多いですが、唾液や飲食物を飲み込もうとするたびに痛みが起こるので、つらい症状の1つです。そんな、のど痛の緩和やのど痛予防におすすめなのが、はちみつ大根なのです。

昔からある民間療法ですが、筆者も驚くほど効果を感じています。特に今年のインフルエンザはのどの症状から始まるケースが多いようですので、はちみつ大根をうまく活用していただくといいかもしれません。

はちみつは抗菌、殺菌作用がある非加熱のものを選ぶのがポイント。加熱処理されたものには効果がありません。あまりにも安価なものは砂糖が混ざっていたり、香料で香り付けをしていたりする場合があるので、要注意です。

作り方は、大根を1センチくらいのサイコロ状に切り、ガラスの瓶やタッパーなどの容器に並べます。ヒタヒタになるより少し少なめ(8分目が目安)になるまではちみつをかけます。

半日ほどおけば、大根からしみ出てきた水分とはちみつが混ざりますので、その汁を大さじ1程度、ゆっくりと時間をかけて飲み込みます。夜に摂るのがおすすめです。

1センチくらいのサイコロ状に切った大根をガラスの瓶やタッパーなどの容器に並べたら、8分目ぐらいまではちみつをかける。半日ほどおけばできあがり(写真:arissa/PIXTA)

大根のおろし汁+はちみつでもOK

残った大根は料理に使うといいでしょう。甘くなった大根はサラダにそのまま入れてもいいですし、酢を加えて甘酢漬けにしてもおいしく食べられます。

なお、大根おろしの搾り汁を同量のはちみつと混ぜるという方法もあります。あっという間にできるので、「今すぐ摂りたい」というときにお役立ちです。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事