からやま、無料で「いか塩辛食べ放題」誕生の背景 からあげよりも人気?な超ユニーク脇役に迫る

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からあげといえば、白米がどんどんと進む、「おかず業界」の中でかなりの実力者。

そんな中、からやまで驚くべきはかつやでも提供している「割干大根」に加え、「いかの塩辛」までも無料で提供していることでしょう。

たくあんや大根の漬け物は、他の定食チェーンでも目にします。しかし、いかの塩辛となると話は別です。お酒のおつまみとして有料で販売する居酒屋はあれど、定食チェーンで無料にて提供しているのは、あまりにもレアケースです。

いったいなぜ、からやまは無料でいかの塩辛を提供しているのでしょうか。実際に店舗で食べてみるとともに、からやまの担当者を取材しました。

ぜいたくに使い「塩辛丼」を作る人も

今回訪問したのは、都内にあるロードサイド店です。

12時より少し早い時間帯で、店内の埋まり具合は7割ほど。カウンター席よりもボックス席が埋まっており、家族連れが多数です。男女別では、男性のみのグループがある一方、女性のみのグループは見当たりません。

からやま
お昼前でもそこそこ混んでいた、からやま(筆者撮影)

カウンター席につくと同時に、お茶だけでなく壺も提供されました。中身は何と、塩辛。メニュー注文よりも早く出されることに少々の困惑を覚えつつ、メニューを眺めます。

いかの塩辛
こんな序盤で、いかの塩辛(筆者撮影)
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