職場経験30社!「能力高すぎ」で困っています 長く勤務するにはどうしたらいいか

✎ 1〜 ✎ 62 ✎ 63 ✎ 64 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

真に仕事が出来る人は、業務スキルだけが特出しているわけでは無く、周りへのケアもうまいものです。日常においてどんな相手であれ尊敬の念を持って接するようにしましょう。

仕事ができようが、いい大学を出ていようが、人間として優れているわけではありません。上から目線なんぞもっての他で、どんな人に対しても平等の姿勢で接するべきなのです。ビジネスの場であれば、なおさらです。

例えば「社員を抜いて実績を出してしまう」「自然と仕事が出来る」と書かれていますが、恐らくですが、ゆみこさんの出した結果の陰には支えてくれる方がそれなりにいらっしゃるのでしょう。アシスタントや秘書の方しかり、管理部門の方しかり。そういった縁の下の力持ちを含めた周りに感謝と尊敬の念をもって仕事をしないとしたら、問題です。

かなりハードとソフトスキルのバランスが悪い印象を受けますし、自分しか見えていない人は、真に仕事ができるとは言えません。そういった周りへの接し方、話しぶりは大丈夫でしょうか。上から目線や皮肉交じりになっていませんか。

結論としては、まずは外見から攻めるには、正社員という皮をかぶってしまいましょう。そうではなく、派遣社員のまま働くのであれば、日々の周りとのやり取りに若干気を使うという事をしてみてください。

変えられるところは変えよう

「周りに妬まれる事を避けるために自分がやるべきことをきちんとやったか」という事を、今までの30パターン程度を分析して考えてみることをお勧めします、その上で自分自身で無理せずに変えられる部分があれば変えるようにしましょう。

その改善のポイントが派遣社員という立場にあるのか、はたまたソフトスキルにあるのか、そして具体的にはどのあたりか、といった事を検証するための事例を30もお持ちなのですから十分すぎます。ぜひ答えを導き出してください。

今後も、ゆみこさんがご自身の良さを失わずに、周りへの影響力を更に発揮できる様なより良いスーパーウーマンになられる事を応援しております。

※安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事