東大生語る「受験の攻略」に"ニュース"は不可欠だ 論点が分かると、様々な時事ネタが理解できる

なぜニュースって大事なの?
「受験に合格したいなら、参考書を読む前に、日々新聞を読みましょう」
昔から教育業界で語り継がれてきている言葉です。参考書とにらめっこしているだけの人よりも、新聞でニュースに関する知識・教養を得ている人のほうが、受験に合格しやすいと考えられているのです。
なぜ、ニュースを知っていることが大切なのでしょうか?
それは、試験ではそのときの社会状況を反映した問題、いわゆる「時事ネタ」が多く出題されるからです。
参考書は「いつの時代も通用する普遍的な内容にしよう」という方針で作られるので、最新のニュースはむしろ排除される傾向にあります。
しかし、実際に入試で出題されるのは、普段なにげなく読み飛ばしているニュースから着想を得てつくられた、時流に合わせた問題なのです。こういった問題には、ただ参考書を読んでいるだけでは答えられません。学校側は日々のニュースにしっかりと目を配り、日頃から社会問題について、自分の頭で考えている人を求めているのです。
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