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ライフ #ほしいのは「つかれない家族」

妻と夫はこんなにも「異世界」を見て暮らしている 何かと「話が通じない」のにはワケがあった

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  • ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト
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夫の家事力アップにより、わが家のお弁当はおかずを作る人が増えて、品数が多くヘルシーになりました。ちなみに、夫は「電気消し忘れ」などいまだ直らない部分もあるのですが、ほかのレベルがすごく上がったら、できないことにもなぜかイラッとしなくなったのです。イライラは単体の理由ではなく、ほかとのバランスで生まれるもののようです(写真:筆者提供)

「物理的に解決できること」を探ってみる

この「家庭内異世界」という言葉は、オンライン・コミュニティのやりとりの中で生まれました。そのやりとりでわかったのは、注意する側の性別は家庭によってバラバラだということ。そして、異世界紛争度が強い家庭だと、物理的に解決できる範囲も狭まるということです。でもそんな家庭でも、どこか必ず「物理的に解決できること」があるはずなので、ストレスを減らしたい人はぜひ探ってみてください。

さて、「家庭内異世界」には、世界の見え方や能力やレベルの違いではなく「両方にこだわりがあり、それが合わないことでもめる」というパターンもあります。そういう場合は、

・部屋やスペースでルールを分ける。治外法権的な場所を作る
・商品へのこだわりがどうしても分かれる場合は、それぞれが好きなものを使う

という解決方法もあります。オンライン・コミュニティメンバーの中には「うちは、シャンプー・ボディーソープ・食器用洗剤・歯磨き粉などの夫婦ですべて別の種類を買ってきて、各自詰め替えている。別に仲が悪いわけじゃない。場所はとるけどストレスはありません」という女性も。食器用洗剤まで⁉ とビックリしました。でも、異世界の住人との暮らしがお互いに満足できるのなら、やり方は「普通」と違っても全然問題はないんですよね。むしろ「普通」「常識」にとらわれる家庭はケンカやストレスが多かったりするのも現実です。

ちなみに、家事や育児のやり方の「普通」「常識」でもめたときは、周りの友人知人がどうしているかを複数聞いてみて参考にするのもひとつの手です。そのときは、自分とは違う属性(性別や年齢など)の意見もぜひ聞いてみてください。もしかしたら、自分の「普通」「常識」自体がかなり珍しいやり方だということだってあるのです。

夫婦だけなら大丈夫だったことも、育児中には気になるようになることはよくあります。そうなると、ケンカはどうしても増えるもの。育児をしつつ、まったくもめない、意見のズレがない家庭なんてありません。問題はもめることではなく、もめてから解決方法を探れる関係がどうかです。そして、そこが、夫婦の分かれ道となるのです。

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。

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