栃木の名門ゴルフ場「花火大会」「街コン」の"勝算" イメージ変えるチャレンジングな取り組みとは

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鹿沼72カントリークラブで行われた花火大会(写真:鹿沼グループ提供)
多くの人が夜空を見上げ、花火を楽しんでいる(写真:鹿沼グループ提供)

ゴルフが単なるスポーツの枠を超えて、地域活性化の一翼を担う。そんな興味深い取り組みをなぜ始めたのか。そしてそこに障壁はなかったのか。鹿沼グループ代表取締役・福島範治氏を取材した。

十数年で一気に経営を多角化

鹿沼グループは1971年、範治氏の父親で地元の地主であった文雄氏が、破綻した鹿沼カントリー倶楽部の経営を引き受けたことに端を発する。

その後、当時のゴルフブームもあり、文雄氏は鹿沼72カントリークラブ、富士御殿場ゴルフ倶楽部(現・御殿場東名ゴルフクラブ。PGMへ売却)、栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部と、立て続けに経営を拡大していく。

「ほかにも、スポーツクラブやレストランなど、今では考えられませんが、十数年で一気に経営を多角化していきました。タイのゴルフ場開発にも関わりましたし、今は廃刊になりましたが、栃木新聞も発行していました」(範治氏)

福島範治氏。鹿沼72カントリークラブは『風の大地』のモデルとなったゴルフ場だ(写真:筆者撮影)
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