そのための手段の一つが事業再編だ。橋梁は専業の宮地エンジニアリンググループと今年4月に統合し、搬送システム(大型クレーン)は10月に住友重工業と統合する。
いずれも近年は赤字で、強みを持つ他社との再編が必要と判断した。農業機械事業は、トラクターの世界大手、印マヒンドラ&マヒンドラ社からの出資を受け入れる。マヒンドラとの戦略提携により、同社に対するOEM供給を拡大して海外販売を伸ばしていく。
業績拡大へ7つの成長事業をさらに伸ばす
――製鉄機械では傘下の三菱日立製鉄機械(MH)を独シーメンス社と事業統合。今年1月、新会社のプライメタルズテクノロジーズ社がスタートを切りました。
製鉄機械は国内メインでやってきたが、鉄鋼メーカーの投資減退で先行きは厳しく、グローバルに出ていく必要があった。世界を舞台に成長していくための再編だ。シーメンスは(MHにない)最上流の高炉・電炉設備を得意としていたので、新会社では上流から下流まですべての製品ラインアップが揃った。統合のシナジーを発揮し、製鉄プラントにおけるグローバルリーダーの地位を早期に確立したい。
この記事は有料会員限定です
残り 1501文字
