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「失敗は成功のもと」を鵜呑みにしている人の盲点 リスクを「リスクでなくする」ためのプロセス

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大きなタスクを1度に管理するのではなく、タスクを分解し、個々のリスクを想定し対策を取ることで、「リスクをなくす」ことができるのです。

「無駄な努力」を無駄にしてしまわない

結果を出す人は、結果を出せない人よりも、「プロセスに無駄が少ない」「物事を簡単に進める」傾向にあります。難易度の高いことや複雑なことでも、シンプルに整理し、問題解決に直結するアプローチを取っているのです。

『結果を出し続ける人が行動する前に考えていること: 無理が勝手に無理でなくなる仕組みの作り方』(Gakken)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

無駄が少ない理由は、主に「2つ」あります。

①目標が明確だから

物事に取り組む前に「目標とゴール」を明確にしておくと、「何が無駄か」を早い段階で見極めることができます。目標達成に必要なことだけに集中できるため、無駄な作業に時間を費やすことが少なくなります。

②改善を繰り返しているから

新しいことに挑戦する場合、最初から無駄をなくすことはできません。何が無駄で、何が無駄ではないかの判断がつかないからです。

「どうすれば無駄をなくすことができるか」を時間をかけて検討するのは、かえって時間の無駄です。目標設定をしたらすぐに行動に移す。そして、PDCAサイクルを回しながら不要な作業を洗い出し、少しずつ無駄をなくしていくのです。

結果を出す人は、「無駄のない人」ではなく、正確には、「たくさんの経験を地道に積み上げた結果として、無駄に気づき、その無駄を改善してきた人」です。

私も、人の何十倍も、何百倍も無駄を積み上げてきました。人よりも無駄な時間と無駄なお金と無駄なエネルギーを使ってきました。

無駄を省くためにも、たくさんの無駄を経験する。無駄を経験することで、何が重要で、何が無駄かを区別できるようになります。最初から完璧を求めるのは難しくても、無駄に見える経験から多くを学ぶことができるでしょう。

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