高級住宅街が…写真が語るロス火災の凄まじさ カリフォルニアを襲った乾燥した強風の恐怖
今週ロサンゼルス一帯で発生した火災は、1000棟以上の家屋を焼失させ、人々に親しまれてきた名所を破壊し、10万人以上の人々が急速に迫り来る炎から避難を求められている。
海岸沿いのパシフィック・パリセーズ地区、郊外のパサデナ地区、サンフェルナンド・バレーの田園地帯の3つの大きな火災は、1月8日の午後の時点ではまったく鎮火していない。当局は、強風と乾燥状態が炎の急速な拡大に拍車をかけ続けているため、被害がさらに広がる可能性があると警告している。
以下は火災の最新情報である。
ロサンゼルスの3つの地域で火災が発生
火はどこで燃えているのか?
8日、ロサンゼルス地域の異なる地域で3つの大きな火災が発生した。西側では、パリセーズ火災が1万5000エーカー以上を焼き尽くし、パシフィック・パリセーズ、マリブ、サンタモニカなど、パシフィック・コースト・ハイウェイ沿いの都市や地域で避難を余儀なくされた。これらの地域には、太平洋にそびえる断崖絶壁に建つ象徴的な邸宅や、ビーチサイドの住宅地がある。
カレン・バス・ロサンゼルス市長事務所によると、悪条件のため一晩中停止していたヘリコプターが、8日にパリセーズ上空を飛行し、炎に放水したという。
東側では、パサデナの北、サン・ガブリエル山脈で発生した火災が、8日午後の時点で1万エーカー以上を焼き、100軒の家屋を焼き尽くした。この山火事は、マウント・バルディと呼ばれる雪をかぶったロサンゼルス最高峰の山があることで有名なイートン・キャニオンから始まったため、イートン・ファイアと呼ばれている。