「運をコントロールする」セレンディピティの法則 「幸運は降ってくる」と思う人が兆しを逃す理由
前回の記事でも指摘したように、『運のいい人が幸運をつかむ前にやっていること: セレンディピティの科学』によれば、偶然のチャンスは決して特別な人だけに与えられたものではない。
きっかけは誰にでも訪れている
セレンディピティが起こるきっかけは、たくさんある。
それどころか、それは誰の身にも同じように降りかかる性質を持っているというのである。
しかし、セレンディピティが起きるきっかけとなるトリガーに気づかなかったり、それがなにとどう結びつくのかがわからなければ、セレンディピティの機会は失われてしまう。
確かに、「起こり得たはずなのに、結果的にはそうならなかった」というような偶然ならいくらでもあるだろう。
たとえば「好みの相手が見つかる」という“点”が存在したとしても、そうした点と点を結びつけることができなければ、そこからの発展はない。そして、セレンディピティは未遂に終わってしまうかもしれない。
セレンディピティが外的要因ではなく、自らの手で使いこなすことのできるツールであることを伝えるために、著者は“セレンディピティの中核的な3つの特徴”を紹介している。
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